空堀商店街らへん在住、水辺が大好き!那季でございます。
水の都・大阪に住むのも三度目、トータル6年ほどになりますが…先日ようやく水上バス『アクアライナー』に乗船してきました!
とても良い旅で、なぜもっと早く利用しなかったのか悔やまれるほどなので、今回はアクアライナー押しの記事を書きたいと思います!!
アクアライナー「大阪城・中之島めぐり」
アクアライナーは、京阪グループの一員・大阪水上バス株式会社が運航する水上バス型観光船。
旧淀川の大川を約一時間かけて周遊する「大阪城・中之島めぐり」が主なコースです。
「大阪城・中之島めぐり」
・料金:大人 1,700円・こども(小学生)850円
・乗船できる場所:大阪城港・八軒屋浜船着場・淀屋橋港・OAP港
・定員:約100名(指定席)
乗船した船着場に帰ってくるので、一周するもよし、別エリアに移動手段として利用するもよし。区間乗船も可能で、途中で下船する場合は少し料金が安くなりますよ。
チケットは当日に船着場で購入できますし、乗船日の3ヶ月前の月初めから予約も可能です。
アクアライナーにお得に乗るには?
大阪周遊パスというお得なチケットをご存知でしょうか?
電車&バスに乗り放題のうえ、35ヵ所以上もの観光スポットを無料で利用できる優れもの。
1日券が2,500円、2日券が3,300円です。
このパスを持っていると、アクアライナーの乗船料はなんと無料!
アクアライナーだけで1,700円分ですし、各乗船場近くにも無料になるスポットがありますから、複数組み合わせるとあっという間にパス代を超えますよ。
また、大阪城港のりば限定で、大阪城天守閣と水上バスのセット券も2,000円で販売されています。
天守閣入場料600円とアクアライナー1,700円で本来は2,300円ですから、300円お得になるということですね(詳しくはこちら)。
これらのパスやチケットを上手に利用して、賢く旅したり遊んだりしてはいかがでしょうか。
八軒屋浜船着場
私が乗船したのは八軒屋浜船着場。
京阪か大阪メトロの天満橋駅を北側に出ると、すぐ目の前にあります。
駅構内に「水上バス」という表示があり、最寄りの出口まで誘導してくれますよ。
チケット&インフォメーションカウンターにて、乗船したい時刻の切符を購入します。
八軒屋浜での乗船時刻は、10:30~15:30までの毎時30分。
一時間に1本の運行です(特別運航を除く)。
八軒家浜船着場には待合所がありませんが、京阪シティモールや川の駅があるので暖かい場所で待っていられます。
アクアライナーは屋根付きで冷暖房完備ですから、これからの時期のデートにもオススメです♪
いざアクアライナー『なにわ5号』に乗船!
さあ船が近付いてきました!
ネイビー×ホワイトの配色がカッコいい!
私たちの乗った船は『なにわ5号』といい、船内もこのマリンカラーで統一され、小ぎれいでした。
窓だけでなく天井もガラス張りなので、両サイドの風景はもちろん、橋や空を見上げることができます。
驚いたのはこの天井が可動式なこと!
満潮時に橋の下を安全に通り抜けるため、天井が低くなるようにできており、実演もしてくれます。
さあ、船が動き出しました!
大川沿いは両岸ともよく整備されており、桜の木々が紅葉していました。
春はさぞ見事な景色でしょうね…。
アクアライナーはたくさんの橋の下をくぐります。
こちらは川崎橋。
美しい!夜にライトアップされた姿もラインが綺麗で素敵でした。
大阪城公園の北側に入ると、石垣が見えてきます。
新鴫野橋の下をくぐる前と後に、少しだけ大阪城も見えるんです。
小さくても一瞬でも、なぜお城というのは視界に入るとこうもテンションが上がるのだろうなあ。
砲兵工廠荷揚げ門。
大阪城公園の西側と北側が陸軍の大阪砲兵工廠だったのを初めて知りました。
旧陸軍砲兵工廠化学分析場跡も。
この建物、現在は廃墟になっているそうで…ひっそりとした、でも重々しい雰囲気がとても気になりました。
こちらは色んな意味で対照的なビル・大阪ビジネスパーク。
この日の薄水色の空と羊雲を映して綺麗でした。
大阪城港を出ると来た道を八軒屋浜に戻り、そのまま西の淀屋橋港へ向かいます。
中之島の大阪市中央公会堂やバラ園などが見られました。
まとめ
約一時間の船旅。
のんびりと眺めているだけでも心地が良いのですが、それだけではないものがアクアライナーにはあると思います。
川がどのような役割を果たし、どのように大阪を発展させてきたのか。
歴史の一部が垣間見え勉強になりましたし、好奇心も刺激されました。
また川面から見る大阪の街にはいつもとちがった風情を感じられ、長く大阪に住んでいらっしゃる方にもオススメです。
天満橋は我が家から歩いて行ける距離ですし、天満橋近辺のおすすめスポットを紹介してもきましたが、「いつでも乗れる」と思うとなかなか足を運ばないもので…
実にもったいなかったなあと思います。
春の桜はもちろん、新緑や夏の青空の下の船旅もぜひ経験したい!
暑さや寒さを気にせず小一時間の旅ができるのは、とてもありがたいことですね。
船から見る大阪の街並み、歴史、自然。
一見の価値ありです。