大阪-山形間の直行便!夜行高速バス「アルカディア号」を利用した感想

大阪から東北に行くとして、多くの方が真っ先に思い浮かべる交通手段は飛行機だと思います。

新幹線だと乗り換えもあり、移動で半日以上がつぶれてしまいますしね。

その点、夜行バスを利用すると、眠っている間に長距離移動が叶うメリットがあります。

ただし乗車時間は10時間以上…かなりキツイ旅となるにちがいない。

と思っていたのですが!

実際に先日、大阪―山形の直行便・夜行高速バス「アルカディア号」を利用したところ、思いのほか快適でした!!

そこで今回は、大阪―山形間を夜行バスで往復した感想などをまとめておきたいと思います。

高速バス「アルカディア号」詳細

「アルカディア号」は、大阪の近鉄バスと山形の山交バスが共同運航している夜行便で、3列独立シート・トイレ付き

両方の窓際の座席にのみ、仕切りカーテンが付いています。

座席にはフットレストとレッグレストがあり、肘掛の下にはUSBジャックも付いてるのでスマホの充電が可能です。

またブランケットと使い捨てのスリッパも各席に常備されています。

その他の詳細は以下の表のとおり。

乗務員数  2名
運行距離  約780km
予定時間  約11時間56分(山形→大阪は約12時間20分)

近鉄バスはこの緑色の車体でした。

大阪→山形の乗降車場所と時刻表

関西の乗車場所は6ヵ所もあり、それぞれの出発時刻は以下のとおりです。

なんばOCATビル 20:00
大阪駅前(東梅田) 20:20
名神茨木インター 20:45
名神高槻 20:50
名神大山崎 20:59
京都駅八条口 21:23

山形での降車場所と到着時刻は次のとおり。

南陽市役所前 06:51
高松葉山温泉 07:19
山交ビルBT 07:49
山形駅前 07:56

南陽・ 上山(高松葉山温泉)にバス停があるので、山形市より南の地域に行かれる方に便利です。

私は高畠町に用があったのですが、まさか南陽に停留所があると思わなかった!

ここで降りられなかったら、間違いなく飛行機を利用していたと思います。

アルカディア号の料金

大阪市内から山形までは13,300円

名神茨木・名神高槻からだと13,000円、名神大山崎・京都駅からだと12,800円と、距離によって数百円変わります。

バスの名前の由来

ところで”アルカディア号”と言えば、松本零士さんの『宇宙海賊キャプテンハーロック』に登場する大型宇宙戦艦の名前でもあり、何だかソワソワします(タイムリーに見ていた世代ではありませんが)。

アルカディア=牧歌的な楽園・理想郷の意。

1870年代後半に北日本を旅した紀行作家イザベラ・バードが、『日本奥地紀行』の中で山形県置賜地方の風景を「東洋のアルカディア」と表現しており、このバスの名はそれに由来するそうです。

アルカディア号は北陸道を走った後、置賜地方(南陽)を通って山形市に入りますから、ぴったりの名前ですね!

置賜の風景は本当に素晴らしいですし、素敵なネーミングだなあと思います。

近鉄バス・東梅田の乗り場

私は大阪駅前(東梅田)から乗車し南陽市役所前で降車しましたので、約10時間半の道のりでした。

ここで東梅田にある乗り場をご案内いたします(初めて乗る時、梅田のビル街に高速バス乗り場…?と不安だったので)。

東梅田にはターミナルなどはなく、御堂筋にバス停があります。

谷町線の東梅田駅・7番出口を出るとすぐ目の前!

まったく歩かなくてよいので、重い荷物があってもらくちんです。

7番出口を一歩出るとこのように、アルカディア号より一つ前に発車するバスが停車していました。

ここから出ている高速バスはこんなにある!

↑このパネルは夜でもとても目立ち、分かりやすいです。

バス停を少し離れた所から見るとこんな感じ。

私もそうですが、谷町線ユーザーの方には本当に便利です。

詳しい地図はこちら↓

「アルカディア号」で大阪―山形間を往復した感想

アルカディア号は「思いのほか快適」と前述しましたが、バスの快適さは基本的に、乗り合わせた乗客のマナーに左右されることが多いです。

その点、大阪―山形間はすいていることが多くて助かる(笑)

今までこの区間を2往復、つまり計4度利用しましたが、平日だったこともあって1/3~2/3程度の乗車率でした。

座席は予約順に前方から埋めていく仕組みなのか、全員の席が前方に固まっていたのに最初は驚きました。

こんなスペースの無駄遣いしなくても!と思ったのでね…

しかし、いったん全員が乗り込んで乗務員が人数を確認した後は、空いていれば座席の移動が自由

前方の真ん中の席などはやはり寒いので、後方の窓際の席に移れて助かりました。

ところでアルカディア号、途中休憩は何度かありますが、乗客がバスを降りられるのは賤ヶ岳SAの一ヵ所のみです。
(大阪行きの場合は関川か小国。)

ここを出ると消灯となりますので、以降はバス車内の化粧室を利用することになります。

この点、初めて利用される方は注意が必要だと思います。

朝、SAで身支度を整えようと考えていてもできませんし、バスのトイレで歯磨きをする際は、ペットボトルの水は必須ですのでね。

またバスのトイレは当然狭いし一つしかないので、使用する時間やタイミングなど、色々気を付けないといけません。

肝心の寝心地ですが、座席がフラットにならない以上、どうしても疲れは多少、溜まります。

が、入眠の苦手な私でも薬なしでちゃんと眠れました。

これは大阪―山形間の移動距離の長さが、反ってゆったりした気分にさせてくれるのも大きいと思うんです。

以前よく利用していた東京―仙台間などは近すぎてあっという間に着いちゃいますからね。

少しくらい寝付けなくても、ゆっくり時間を使えるのがアルカディア号の良いところです。

あとはラクな服装をして、ネックピローなど夜行バス向けの快眠グッズを上手く利用するなど、個人のちょっとした工夫でだいぶ快適になると思います。

まとめ

というわけで、すっかりこのバスが気に入った私。

また山形に行く機会があれば、きっとこの夜行バスを選択することでしょう。

最後に、アルカディア号を利用するメリットを端的に二つ。

1.南陽・上山に停車するので、置賜に行きたい方に便利!

2.10時間の長距離を眠りながら移動できて時間を有意義に使える!

ちなみに私はいつも楽天トラベルから予約して、ポイントを使って安く利用しています♪

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