“ことばをたべるカフェ”とは?谷六「みずうみ」の魅力と楽しみ方!

空堀商店街を北にちょっと入ったところにある複合文化施設・萌(ほう)

以前ご紹介した直木三十五記念館のある建物です。

こちらの2Fにユニークな読書&コミュニケーション空間があるのをご存知でしょうか?

「ことばをたべるカフェ みずうみ」さんです。

私は空堀に引越してきた当初から、この看板がとてもいいなと思っていました。

湖が大好きなのと、湖と読書には静けさや深みといった共通点があるので、ネーミングも素敵だと感心したのです。

ただ、私自身が直木記念館に行った時にそうだったように、ユニークさゆえどう利用したらいいのか迷ってしまう方もいると思います。

それに“ことばをたべる”とはどういう意味か、気になりますよね?

そこでオーナーの壽谷祐実(すだにゆみ)さんにお話を伺ってきましたよ!

「みずうみ」の誕生と詳細

まずは「ことばをたべるカフェ みずうみ」さんの営業時間をご覧ください。

【 オープン 11:00-21:00】
11:00~15:00 無人 …対話や読書空間として利用可
15:00~21:00 有人…ことばを食べるカフェ・企画持込受付・古本市・タロット占いなど
定休日:水曜日

なんと無人営業の時間帯と有人営業の時間帯があるんです!

無人の時間帯は好きに読書などを楽しめます。

その際は場所代として「お気持ち」を金魚鉢の中に入れてくださいね。

有人の時間帯はオーナー様がいらっしゃるので、サロンのような感じ。

壽谷さんの焼く漢字クッキーをいただくも良し、お話するのも良し、使い方は様々です。

部屋の中はイベントや展示によって家具等の配置が変わるそうで、この日は体験型アート【Alice in the Lake】を展示していました。

↑このように正面はガラス戸で、オープンでありながら落ち着く空間。

良い意味でこぢんまりしているのと、壁が湖の色に塗られているからだと思います。

一人で本を読んでいる間も、視界のすみにこの綺麗な青色が入るのが好きです。

―なぜこのような空間をオープンしようと思われたのでしょう?

壽谷さんもともと自宅で「まちライブラリー」をやっていて、そこで漢字クッキーが好評だったんです。もっと多くの方に楽しんでもらいたいと思い、物件を探していた時に「萌」と出会いました。オープンして一年半ほどになります。

―はじめから空堀商店街を考えていらっしゃったのですか?

文化的イベントをできる場所がいいなと思っていました。谷六は個人でやっているお店が多くて、個人発の文化が受け入れられる場所なんです。心斎橋では同じようにいかなかったと思います。

壽谷さんは昔からカフェという空間、スイーツ、ドリンクといったものがとても好きだったそう。

人が生きていく中で、カフェは”休憩所”としてなくてはならない存在だと思うんです。
また日常の中の”観光”という側面もある。だからここを観光スポットにしたいという思いがあるんですよ。

確かに、商店街を歩き疲れたら一休みできるし、旅先での読書は楽しいし、地元出身のオーナーさんとお話ができる。
大阪に旅行に来る方々にもおすすめしたい空間です。

そんなわけでみずうみは「本」「飲食」「対話」が三本柱になっています。

「みずうみ」のコンセプト

「ことばをたべるカフェ みずうみ」さんのコンセプトは、「湖面に映る自分との対話」だそうです。

自分を確認する場にしてほしい、とおっしゃいます。

そのための「三本柱」を具体的にご紹介しましょう。

1.本

「みずうみ」さんの入口脇には冷蔵庫があり、

これを開けると…

本が詰まっているんです!

食べ物に関連するタイトルが多いのですが、お客さんが置いて行ったものも加わり、ジャンルは広がっているもよう。

「みずうみ」は本の中をイメージしていて、”ことばをたべる”ように味わってほしいとの思いから、冷蔵庫を本棚にされたそうで…素敵な発想ですね!

2.飲食

「みずうみ」さんは”飲食店”ではないので、なんと持ち込みは自由です。

有人の時間帯には壽谷さんの作る漢字クッキーを販売しており、お茶を一緒に出してくださいます。

この日は「光」と「風」の二種類いただきました。

ちょうど新しい風に乗りたいところだったので、「風」を食べるの、なんか良かった!

これは物理的な意味で”ことばをたべる”になりますね。

3.対話

三つの柱のうち、メインは「対話」だと壽谷さんはおっしゃいます。

実は本を読むことよりも、おしゃべりとお茶とお菓子がある中で学ぶのが好きなんです。
色んな人と接して対話することで、自分が見えてくるからです。

このような活動をしていてなんですが、私自身は人見知りで、集団が少し苦手です。
でも誰かと面白いことをやりたい。そのためのツールがこの「みずうみ」だと思っています。

次の言葉は私がもっとも印象的だった壽谷さんの台詞です。

一対一でも魅力的な対話は続けていける。そのためのいい器を作りたい。

実際、壽谷さんとの対話はとても楽しかったです。
でもそれは、単に面白い話題を選んでいるからではなく。

深く洞察された言葉が出てくる方なので、どんな内容でも掘り下げていけるんですね。

話上手の聞き上手なので、しょっちゅう足を運ばれるお客さんがいらっしゃるのも納得でした。

このように無人の時間と有人の時間、それぞれの楽しみ方で言葉を通して内面に深くもぐっていくことができる空間です。

ワンコインでタロット占いもできる♪

ところでオーナーの壽谷さんはなんと、タロット占いができるんです!

私も今後の仕事について占っていただきました。

フルデッキ(78枚)使用したケルト十字法という占いだそうです。

現状、過去、近い未来、他者から見た自分、結論、解決の鍵などが見えてきます。

面白いのは、10枚のカードすべての示唆する内容に、完全に心当たりがあったこと!

心当たりどころか、自己判断どおりの内容が出たので驚きました。

私は占いの目的は何かを言い当てることではなく、相談者の未来に明かりを灯すことであると思っています。

その点、壽谷さんはフォロー上手

ご自身が「占いはエンターテイメント」とおっしゃっていましたが、ちゃんとそれが成立していました。

タロット占い1回500円なので、ぜひ壽谷さんの優しい占いを体験してみてくださいね。

おわりに

最初は不思議空間に見えても、一度楽しみ方が分かったら、居心地の良さと自由さにずっと通いたくなってしまう。

「みずうみ」さんはそんな空間だと思いますので、安心して足を運んでみてください

家でも学校でも職場でもない”居場所”を作って、人に安心して過ごしてもらいたい。
「みずうみ」は発展途上の器です。いい器を作っていきたいと思います。

という言葉を最後にいただきました。

壽谷さん、どうもありがとうございました!

様々なイベントが行われています。情報はこちら↓からどうぞ。

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