前回、水上バス『アクアライナー』に乗った感想ブログでは、お得なチケットとして大阪周遊パスをご紹介しました。
今回は、実際にそのパスを利用して一日大阪を遊び倒したので、そのコースや料金、感想などを綴りたいと思います♪
大阪周遊パス1日券
大阪周遊パスには1日券と2日券があり、値段と利用可能エリア&路線が異なります。
私は今回、2,500円の1日券を利用してみました。
1日券でできること
大阪周遊パス1日券を購入したのは、次の二点が可能だから。
1.大阪メトロ・大阪シティバス(一部路線除く)および主に大阪市域の阪急・阪神・京阪・近鉄・南海が乗り放題!
つまりJR以外の路線で1日乗り降り自由ということ。ICOCAの残高を気にしたり切符を買ったりする必要もありません。
2.たくさんの施設に無料で入場できる!
このパスを提示すると、40以上もの大阪の人気スポットが無料で利用できるんです。1,000円台後半の施設もありますから、組み合わせ次第ではかなりお得になりますね。
ほかにも割引やプレゼントなどの特典を受けられる施設がたくさんあり、一日大阪を遊びたおすには本当に便利なアイテムです。
大阪周遊パスで私が実際に巡ったコース
私が今回このパスを活用したのはベイエリア。大阪港に面した、海遊館などがあるエリアです。
それでは実際に私が巡ったコースをご紹介いたします!
以下の5回、周遊パスを利用しましたよ♪
1.谷町四丁目駅→大阪港駅への移動
2.天保山大観覧車
3.帆船型観光船サンタマリアデイクルーズ
4.海遊館(割引のみ)
5.大阪港駅→谷町四丁目駅への移動
天保山大観覧車(周遊パスで無料)
ベイエリアで真っ先に向かったのが天保山大観覧車。
地下鉄で移動したので、大阪港駅で降りて天保山ハーバービレッジを歩いて行くといちばん近くにあるからです。
でも最初に観覧車に乗って良かったなあという理由があって。
地図ではそのスポットを「どんな面の中のどんな点なのか」を無機的にしか捉えられないけど、観覧車に乗ると3次元的に理解できるから!
なにしろこの観覧車、直径100m・高さ112.5mと世界的な大きさ&高さを誇ります。
曇りだったのでちょっと寂しく見えますが…桁下高45mの天保山大橋。
この大橋がこんなに下に見える!
こちらは港側。船がたくさん行き交っています。
一周は約15分で、晴れた日には生駒山や六甲山、明石海峡大橋、関西国際空港なども見えるそうです。
高い場所から辺りを見渡すことで、風景を楽しむのはもちろん、この後行きたい場所の位置関係を正確に把握できました。
それにしても何年ぶりだろう観覧車…とっても素敵な15分でした♪
帆船型観光船サンタマリアデイクルーズ(周遊パスで無料)
私たちが次に向かったのは、帆船型観光船サンタマリアデイクルーズ。
大航海時代、コロンブスが新大陸に到達した旗艦「サンタ・マリア号」を、約2倍の大きさで復元した観光船です。
デイクルーズは11~16時の間、海遊館西はとばから60分おきに出港し、大阪港内を約45分かけて周遊します。
なかなか乗ることのできない帆船…カッコいい!!
出航前からワクワクを隠せない私…
船から見た大観覧車。
船は天保山大橋に向かって安治川を遡った後、方向転換して港大橋のほうにぐるり。
再び方向転換して海遊館のところに戻ってきます。
同じ景色を往復するうえ、見えるのは自然の景色ではなく人工的な港なので、立ち並ぶのは倉庫や工場ばかりで、あまり変わり映えしないかもしれません。
しかーし!この船の楽しいのは、居場所がいっぱいあることなんです!
この船には決まった座席というものがありません。
デッキも中央部だけではく、船首や船尾を自由に行き来できますし、階段を昇り降りして別の階にも移動できちゃいます。
こちらは2階の客室、「中庭の部屋」という空間。
「売店もあるフリースペース」とのことですが、レストランのように注文必須と思ったのか、終始空っぽでした。
寒い日はここから外を眺めるのがオススメです。
こちらは「コロンブスの部屋」という1階客室。
ここ、大好き!
画像では見えづらいですが、黒い椅子が二段に並んでいます。
色んな席を少しずつ楽しみました♪
当時の世界地図や武器の展示などもあり、面白いですよ。
ぜひ船内をあますとこなく満喫してください!
海遊館(周遊パスで100円引き)
地下鉄移動→大観覧車→サンタマリア号の合計ですでに2,680円分となり、大阪周遊パス1日券の料金を上回りましたが、まだまだお昼すぎ。
天保山マーケットプレイスで食事をした後、私たちが最後に向かったのが海遊館です。
海遊館は無料にはなりませんが、パスを提示してTOKUTOKUチケット(周遊パスと一緒にもらえます)を出すと、2,300円の入館料が100円引きになります。
海遊館といえばジンベエザメ。
もちろん感激はするのですが、いちばん印象に残っているのはオシドリです。
可愛い顔だなあと思って見ていたら、同じ水槽にいるキンクロハジロを威嚇しまくってました…羽を目一杯広げて水飛沫ばっしゃんばっしゃん。
キンクロハジロのほうはのんびり構えつつも少し気にしている模様。
ギリギリの所まで悠々と近付いていったり、かと思えば刺激するし、二羽の際限ない闘い(?)からなかなか目が離せませんでした。
海遊館のアイドル・アザラシはいつも良いお仕事をなさる。
海遊館は水族館としては小さな建物に見えるのですが、通路が回廊型になっていて、大きな一つの水槽を様々な高さから見られるのがユニークですね。
また冬の間はイルミネーションも綺麗です!
2019年3月3日までなので、足を運んでみてください。
周遊パスでいくらお得になったのか?
さてベイエリアの3つの施設を満喫した私たちですが、周遊パスを使うことでいくらお得になったのでしょうか?
本来かかる料金は以下のとおりです。
1.谷町四丁目駅→大阪港駅への移動…280円
2.天保山大観覧車…800円
3.帆船型観光船サンタマリアデイクルーズ…1,600円
4.海遊館…100円割引
5.大阪港駅→谷町四丁目駅への移動…280円
というわけで、実際は3,060円かかるところを、2,500円の1日券を使うことで560円お得にまわることができたのでした♪
実はすっかり忘れていて使わなかったのですが、お昼を食べた天保山マーケットプレースでもクーポンを利用できますよ。
また私たちは今回11時を過ぎてから移動しましたが、朝からたっぷり時間があったなら、海遊館西はとばからユニバーサルシティポートに行けるキャプテンラインにも乗ってみたかったです。
片道10分、往復で約30分のミニクルーズが、1,300円のところ無料で楽しめますので、お時間ある方はぜひ!
まとめ
大阪周遊パス1日券で実際にベイエリアを満喫してきた私たち。
実際は半日くらいしか時間がありませんでしたが、それでも十分に楽しいお出掛けでした。
一日あったらもっと回れたなあと思うので、近いうちにこの1日券を使ってもっとお得に回れるモデルコースを紹介したいと思います。
それにしても周遊パスは、知らないと損ですね!
旅行者はもちろん、私のように大阪に住んでいる方にもかなり便利です。
なかなか足を運ばないエリアに、ぜひ使ってみてください♪