8月4日に行われた第30回なにわ淀川花火大会を観て来ました。
昨年は夏ぴあA席で観覧しましたが、今年は初のアリーナシート。
今日はこのシートのメリット&デメリット、花火の感想と曲のセットリストなどを綴っておきたいと思います。
淀川花火大会のアリーナシート
今年も35度を優に超える暑さ&もうもうとした湿度で、移動するだけで大変でしたが、私は毎年ラクに観覧する工夫をしています。
それは昼のうちに会場近くに移動してしまうことと、有料席を抑えておくことです。
昨年は4,500円の夏ぴあA席で観覧し十分に堪能したのですが、水上花火が見えにくかったんですね。
そこで今年は水上花火を余すとこなく見たいと思い、7,000円のアリーナシートを予約しておきました。
アリーナシート詳細
アリーナシートはエキサイティングシートの後列に位置するエリアで、お弁当とお茶付きです。
<料金>
前売:大人 7,000円(子ども 4,000円)
当日:大人 8,000円(子ども 5,000円)
<最大入場者数>
6,500人
打ち上げ場所に近い中央付近のエリアなので、全体を見渡しやすいのが特徴です。
ただしアリーナシートはエリア指定の自由席のため、空いている席を自分で見つけないといけません。
また広いエリアで席数も多いため、入場にものすごく時間がかかります。
遅く行くとチケットがあるのに席がなかなか確保できず、彷徨うことになるので要注意。
食事付きのためテーブルがあり、席はパイプ椅子になっています。
ちなみにお弁当はこんな感じ。濃い味付けでした。
アリーナシートで観覧した感想
私はこの席をとったこと、座る前にかなり後悔しました。
それは昨年の夏ぴあ席に比べて入場にものすごく長時間かかり、また薄暗い広大なエリア内で空席を確保するのが大変だったから。
ギリギリに行ったわけでもないのにこの状態だったので、時間と労力を考えると、あまり「予約」の意味をなさないなあと感じました。
値段のわりに労力と時間がかかるので、バランスを考えると今ひとつ。
花火を観る前に疲れてしまい、正直これだったら打ち上げ場所から多少遠くても、椅子の決まっている夏ぴあシートの方がずっとラクだなと思いました。
暑さに強く、早くから座っていられる方ならメリットを感じると思います。
ただ、花火の見え方は申し分なし!
水上花火の幅と大きさも淀川花火大会の特徴の一つですが、これをしっかり堪能することができて、迫力は満点でした。
上手く撮れなかったので画像で伝えられず残念ですが、視界を花火が覆い尽くす様は圧巻です。
打ち上げ花火も「真上に咲く」感じで、ドドンという音の連続が腹に響く。
視界いっぱいの花火に見とれ続けることができるのは、アリーナシート最大のメリットですね。
淀川花火2018のセットリストと感想
淀川花火の特徴は、構成の素晴らしさと音楽との融合にあると思っています。
この一年間で話題になった曲を老若男女が楽しめるように散りばめ、昨年からはクラシックも導入。
素晴らしくバランスがとれ、一瞬も飽きさせない構成です。
淀川花火のセトリを楽しみにしている人は少なくありませんよね。
そこで2018年のプログラムとセットリストを覚えている範囲でまとめてみましたよ。
1.オープニング~開幕のファンファーレ~
昨年はロッシーニのウィリアム・テル序曲で始まりましたが、今年はビゼーのオペラ「カルメン」より。
「闘牛士の歌」部分の高揚感に乗せて10号玉一斉打ち上げ!
しかも5号玉ワイド水中花火が同時に開花という、大迫力のオープニング。
一瞬で心を鷲掴みにされます。
2.FIREWORKS MUSICAL
映画『ラ・ラ・ランド』より「Another day of sun」
星野源「Week End」
リズミカルな音楽に合わせて飛び跳ね踊っているような花火。
カエルとか魚とかドラえもんとか、ユニークな花火が上がります。
3.第30回記念特別記念プログラム「 水都夢花壇 」
AAA「恋音と雨空」
ONE OK ROCK「We Are」
西野カナ「アイラブユー」
「水中花火を6ヵ所から」という説明通り、横幅をいっぱいに使った演出は、まさに大きな花壇の出現でした。
4.スカイナイトオーケストラ
ベートーヴェン「交響曲第5番 運命」
淀川花火の火薬量に、運命の重厚感がぴったりマッチ!
高速で打ち上がる花火の数にはただただ息を呑むばかり。
重厚な部分だけでなく、「静」の部分を上手く使った見せ方が上手いと思います。
5.EXPO 2025 いらっしゃ~い!!!
DREAMS COME TRUE「あなたと同じ空の下」
RADWIMPS 「スパークル」
EXPO2025のテーマ『いのち輝く未来社会のデザイン』をイメージしたコーナー。
去年はRADの「前前前世」がかかりましたが、今年は「スパークル」!
大好きな曲なので嬉しかった!!
前半のささやくような部分では火薬量を抑え、一つ一つの打ち上がる軌道を魅せる演出が最高。
花火も音楽も心にしみいりました。
6.日本の伝統となにわ名物の融合
安室奈美恵「Hero」
RADから安室ちゃんへの流れ、お客さんが最も盛り上がったところだと思う。
安室ちゃんがかかった瞬間はこの日一番の歓声が上がりました。
この曲に合わせて咲いた大輪の花火は、なんと直径320m!
感動しかない。
7.グランドフィナーレ ~なにわの夜空に金銀大瀑布~
昨年に続きエルガー「威風堂々」が使用されました。
空いっぱいの花火と腹に響く音…この壮大さ、言葉が出ません。
すごいものを見ると人って泣くんですね。
まとめ
曲はもしかしたら抜けがあるかもしれませんが…以上が2018年なにわ淀川花火大会のプログラム&使用曲でした。
暑さも湿度も人混みも大嫌いな私ですが、この花火を観るためなら年に一度だけ頑張れます。
綿密に練られた構成&演出と花火の美しさ&迫力は必見です!
心の底からお勧めします!!
ところで帰りは電車が混みすぎて怖いので、私はいつも十三近くのホテルに泊まります。
次回は今年泊まったホテルのレビューをまとめたいと思います。